ろーたす

インセプションのろーたすのレビュー・感想・評価

インセプション(2010年製作の映画)
4.6
満場一致でいい映画と評価される類の作品はもちろん素敵ですが、観客の間で異なった解釈や感想が飛び交う作品も魅力的です。
本作品は後者であり、クリストファーノーラン作品はそういった類のものが多い印象です。
エンディングのその先どうなるか、観る側に委ねてくれます。

私は非常に楽しめました。
148分、退屈な瞬間もなく、読めない展開とややこしい設定やストーリーに置いてかれまいとずっと凝視してました笑
夢の世界の設定は事細かく、ストーリーの展開も時系列通りでなかったりしたので難解な印象が強いです。冒頭から混乱してリタイアの人もいるんじゃないかな?笑

それと、渡辺謙の見劣りしない存在感には日本人として本当に誇らしく思っています。


周りからも面白いと聞いていて、私自身ずっと見よう見ようと思っていたのですが、下馬評以上に満足できました。おすすめです。

2020.9.5
テネット公開前の2週間限定公開期間中、
大阪エキスポシティにてIMAXレーザー鑑賞。
1回目の時は、話の難しさが先行して純粋に楽しむ余裕がなかったのですが、
今回はストーリーや映像のリアリティにただただ圧倒されました。
CGに頼らないノーランのこだわりをスクリーンを通して強く感じる事が出来た、最高の体験でした。
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