Avi

インセプションのAviのレビュー・感想・評価

インセプション(2010年製作の映画)
4.3
Dream Is Collapsing...

交錯し合う夢と現実…
そこにある「違い」は必然的なことなのだろうか?

巨匠、クリストファー・ノーランが構想に20年、脚本完成に8年の歳月をかけ完成したSFアクションの超大作!

レオ様にゴードン=レヴィットそして日本の渡辺謙と数々の名俳優達が世界6ヵ国を飛び回り撮影したと聞いてかなりの期待をもって鑑賞!

いきなり日本舞台となって出てくると興奮しちゃうね!


感想を言うならとりあえずどんな人にも観てもらいたい

人間誰しもが観る夢…
人口的に複雑化した夢の中に入り込み、起こる奇想天外なアクション、そして底知れないほど深いストーリー…
本当に発想は最高!

あのラストは「ここが夢でも現実でもいい。愛すべきものさえ有れば…」
というメッセージに心が震えた

そしてノーランお墨付きのハンス・ジマー氏の音楽はこの映画を2倍ぐらい面白くしてくれた!
個人的に“Mombaasa”と、特にあのラストのコマのシーンで使われた“Time”がお気に入り!

この“Time”という曲、YouTubeでの再生回数を見たら何と1億回!!
映画のBGMが1億回ですよ!?
それだけあのラストシーンは人々の印象に残ったんだなぁ…と考え深い気持ちになった



いずれにしろ、この映画5回ぐらい観なきゃ考えが定まらなさそう…



※ここからはラストシーンの個人的考察!

多くの議論を読んだ、あのラストシーン

皆さんはあのコマ、止まると思う??
僕は最後のコマは回り続けると思う!

それは特に少し明から様過ぎでは?と思ったノーランらしくない矛盾がいくかあったからだ。

一つ例を出せば終盤のシーン、
サイトーは虚無に落ちたが、コブの助けにより、結果何とか彼らは虚無から脱出し現実(?)に戻れた。
しかし本来順番に夢の階層を戻るならば必ず通る筈の第三層が爆破されてしまった為、現実に戻る手段はないはず…
なのに彼らは戻れた…

これ以外にもいくつか作品内で、私でも「ん?」となるような矛盾点がいくつかあった。

これはあえて矛盾点を示すことで、実はラストのシーンはまだ夢の中で、この更に上に階層があるから矛盾が生じる。
よってコマは回り続ける、と考察した。

流石にここまで行くと「ノーラン信者」のように自分でも思えてくるが、このラストシーンの溢れる程の考察はこの映画の醍醐味であり、真実がわからないということがこの上なくこの作品をワクワクさせると思った。