akihiko810

インセプションのakihiko810のレビュー・感想・評価

インセプション(2010年製作の映画)
4.0
gyaoで視聴。クリストファー・ノーラン監督。ディカプリオ主演。

脳の中から記憶を盗み出すプロのコブ(レオナルド・ディカプリオ)は、ある会社の重役のクライアント(渡辺謙)から、競合会社の2代目社長の脳に、自社を潰したくなる動機となる記憶を植え付けるインセプションを依頼される。一般的に不可能とされるインセプションだが、実はコブには既に経験があり、成功を確信して引き受けるのだった…。

ノーラン作品は「バットマン」シリーズ、「インターステラー」、「ダンケルク」しか観てないが、あいかわらず難解な作品だった。難解なので、詳細なあらすじを読みながら見た。
今敏「パプリカ」から着想を受けたのか(ただ、本作は構想20年らしいけど)、夢の世界に入るというもの。さらに夢は何層にもなっており、夢から夢へ入り込むというのはなかなかうまい。
現実世界が車で回転してるから、夢の中で「重力が回転している部屋」とかよく撮影したものだと思った。圧巻。
ただ、本作は2時間半とかなり長いのが玉に瑕か。若干だれる。これだけ難解なので説明に時間かけないといけないのが残念。

現在公開中の「TENET」はさらに難解らしいが、自分が許容できる難解さはこれが限界なのでたぶん見ないだろう。
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