あきら

アクト・オブ・キリングのあきらのレビュー・感想・評価

アクト・オブ・キリング(2012年製作の映画)
4.0
インドネシア虐殺加害者本人ご出演の映画を作るとかいう、とんでもないドキュメンタリー。

残酷描写はないし、お笑い映像チラホラなのに……
実に!実に!胸糞だった!!!

冒頭からラストまで、終始眉間に皺が入りっぱなし。
全編にわたって「おまえはなにをいってるんだぜ⁈」と……


本当に…本当に…罪悪感ってないのかな?なかったのかな?

ないのかもな…………

そしてこの人たち、お金持ってるだけに絶妙にイケジジイなのも、非常に腹立たしいんですよ。

最後に吐いてたけど、
願わくば!もっとのたうちまわれ!!! とか。

この作品に関して、映画として客観性を持って観るとかできませんでした。
人間としての許せなさが先に立った。

賛否両論あるみたいだし、いろんな見方ができる作品だと思いますが、まちがいなく自分の中にも存在する、ヒトの暴力性をつきつけられました。
その上でやっぱり、くたばれこのやろう!!!
と、思っています。
あきら

あきら