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アクト・オブ・キリングのnatsukiのレビュー・感想・評価

アクト・オブ・キリング(2012年製作の映画)
4.5
一言でいうと、心苦しい映画。
私が今まで観てきた映画とは一線を画しており、後半の1時間に心を抉ってくる不快感を感じます。
前半はポピュリズムによる民主主義の不完全さを感じる程度です。ここに登場するギャングスターたちは彼らなりの正義があって虐殺を行ない、そこに罪悪感はないようにみえました。
しかし後半、このドキュメンタリーの撮影によって彼らの正義に変化をもたらした事が明らかにみてとれます。

出演者にも鑑賞者にも啓蒙させるこの映画、少しだけ目も当てられないようなシーンもありますが観てよかったと思える映画でした。