なんかメモが残っていた
きっと途中だったろうけどそのまま
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インドネシアで1965年に起きた"共産主義者"の大虐殺の加害者に、当時の殺人を再現する様子を撮ったドキュメンタリー。
当初は、虐殺の被害者を取材していたが、当局により接触が禁じられたことや、映画の中での発言から差別がまだ生きていることを知る。
その反面、行為を行った彼らは"プレマン"と呼ばれ、英雄扱い。
罪の意識があるのか/ないのか。
「仕事」として割り切っていたのか。人間だと、認めないようにしていたのか。
(戦争って、こういうことだよね?)
わからなかった。
混乱。
手を下した人々は、"実行者"の意識はある。だから、"英雄"なんだろう。
実行させた人々や、追いつめた人々が、間にいたことも映る。彼らは、加害者ではないとおもっている。知らんふりをして済むとおもっている。
混乱。
加害者たちは日常を生きているのに、"共産主義者"はいまも怯えて暮らしている。