敗戦後のドイツ。
高官だった父、そして母も失った子供たちは、頼る大人も、食べるものもまともにない、野宿しながら祖母の家へ向かう。
トーマスがいなかったら、最初の検問で引っかかってただろうし、あそこを通れてもとっくに死んでただろう。なのに彼に感謝もしないローレ。
受け入れてくれる人に反抗し、物を壊す。
終戦直後の過酷な旅、戦犯を両親に持つ試練は、過酷だ。でも彼女に人として全く同情できなかったので、ダメでした💦
セリフが少なく、叙情的というか、見る側の精神状態や感性によって印象が変わる作品だと思います。