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ドニエプル攻防決戦1941のひいらぎのレビュー・感想・評価

ドニエプル攻防決戦1941(2009年製作の映画)
3.4
負け戦でも戦わねばならない時がある。
勝たねば英雄となれない。

1941とあるようにソ連がドイツ軍に押され敗けていた頃の話。なんとしてでも死守せねばという目標のもと地域の人々、果までは子供までもが協力する。ここには共産党のもと団結していたということを表したかったということがあるかもしれない。冒頭に書いた2文に関しては書きすぎるとネタバレになるのでぜひ見て確かめて頂ければ良いと思う。

とにかくこの映画で凄かった点はエキストラの多さである。両軍の兵士が入り乱れるシーンや塹壕のシーンなどで人の数により迫力が生まれていた。また、他のソ連系の戦争映画と比べて各場所にわかりやすいキャラの人が複数いる為話は掴みやすかったと思う。
しかし、山場がわかりにくい(起伏が少ない?)点や場面転換の粗さ、音楽の場違い感、ドイツ軍の弱すぎる姿などイマイチな点もあったが全体的には楽しめたと思う。
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