はるき

自由と壁とヒップホップのはるきのレビュー・感想・評価

自由と壁とヒップホップ(2008年製作の映画)
5.0
「誰がテロリスト?俺がテロリスト?ここは俺の祖国だぜ」

本作はパレスチナのヒップホップカルチャーを描いたドキュメンタリーである。まさに地獄のような環境の中で生活する人々の怒りや悲しみ、そして「普通に暮らしたい」という切実な願い。それらを詩的でさえあるリリックとビートを駆使して表現するアーティストたちの姿にヒップホップファンならずとも何か熱いものを感じるのではないだろうか。
個人的にはとにかく映画のもつ熱量に圧倒されてしまった。素晴らしい。
はるき

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