Yukiko

トム・アット・ザ・ファームのYukikoのレビュー・感想・評価

4.1
2021年4月22日
『トム・アッツ・ザ・ファーム』  2013年カナダ・フランス制作
監督、グザヴィエ・ドラン。
この監督さんの『マイ・マザー』も観てみたい。

モントリオール出身の広告編集者トム(グザヴィエ・ドラン)
は、友人だったギョームが亡くなり、その葬儀に出席する為
に農村地帯にある故ギョームの家を訪れる。
その家には母と兄のフランシス(ピエール=イヴ・
カーディナル)が住んでいた。
葬儀の前夜、この家に泊まって寝ているトムに、深夜
フランシスが来て起こし、弔辞について母を喜ばせと
脅すように迫る。
葬儀が住んだが、トムは農場に残り、牛の世話の手伝いを
する。



トムは何故葬儀の後にすぐ帰らなかったのだろう。

フランシスの暴力に屈服した?
母アガテが可愛そう?
牛の世話に使命感を感じた?
それとも、孤独なフランシスに魅力を感じたのか。


飴と鞭と暴力のフランシス、でも内心は良い人で、だから
トムは魅力を感じたのかも?と思いながら観ていたら・・・

えッ、口裂き!?・・・!!!!

口を裂くことができるの?と驚いた。

そりゃ、逃げるわな。

そこまで暴力をふるう人間はいないわ。
いたとしたら、なんか変だわ。病院行きだわ。

逃げろ、逃げろ。 後先かえりみず。


トム、それ、フランシスの車で逃げてない?
そりゃ、窃盗だわ。


サイコ・サスペンスでサイコウにおもしろかった。
Yukiko

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