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トム・アット・ザ・ファームのkarmapoliceのレビュー・感想・評価

3.5
グサヴィエ・ドラン監督3作目。曇り空に閉ざされ鬱屈した農場にゲイ、苦手な要素満載だが「わたしはロランス」のイメージがあり3作目と言う事もありラストまで観る事が出来た。

これを最初に観ていたらグサヴィエ・ドラン監督に苦手意識を持ったのではないかというほどに、全編不穏な空気が支配している。兄の偏愛、狂気、終盤のホラーのような恐ろしさは圧巻だった。
苦手と思いながらも殆ど画面に釘付けにされてしまっていた。さすがドラン監督。好きな監督だし期待も高まった。ピッタリとハマれる作品を作って欲しいと願うばかり。

今のところミュージシャンのアデルのPVが1番好きかも知れない。
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