Kathleen Fortin
"The windmills of your mind"
Rufus Wainwright
”Going To A Town”
「Tom A La Ferme」 Xavier Dolan
洗練された音楽を放っているのは
ガブリエル・ヤレド
レバノン・ベイルート出身
フランスで音楽を学び79年の
ゴダール作品が映画音楽の初作品
「ベティ・ブルー」も手がけてる
自身の自由な表現を約束してくれる監督との
仕事にこだわってるそう
ドランが観た2011年に上演された舞台「Tom à la ferme」
母アガット役をリズ・ロワが母親の嘆きを映画でも演じる
サラも舞台に出演していた
エヴリーヌ・ブロシュが出てます
何もかもが刺さる
出だしからエンドロールが終わるきっかりまで
完璧でした
すごい感性だな
狭い世界に閉じこもった田舎の農場で湧いてくる
その感情を暴力的な荒々しさで表現する
トムに襲いかかる恐怖や不安
とうもろこし畑の葉が
ナイフのように切り裂く
大切な人を亡くした心の隙間に
たゆたう光と影が描かれていた
哀しくて
虚しくて
突然、心に空いた空間は
つけている香水が同じでも
同じ思い出があっても
他の人では
なかなか埋められない
ネガティブなんではなくて
ダメージが強いし
余韻がすごいです