kyoko

激戦 ハート・オブ・ファイトのkyokoのレビュー・感想・評価

3.9
雨なので二本目のnetflixもスカッとするやつ。
ついでにダンテ祭三作目。

大事な人のために闘う男たちがとにかくかっこいい。
ビースト・ストーカーから続けてのニック・チョン。やはり良かった!
エディポンもすごいんだけど、ニック、46歳でこの肉体は凄すぎる。
(過酷な肉体改造で精神的にも不安定になり、一時は夫婦の危機まで噂されたらしい)

そしてまたもや子役シウタンが可愛すぎ。演じているクリスタル・リーは「ブラッド・ウェポン」にも出ているらしいので観るのが楽しみだ。
シウタンとチンファイの交流が闘いの合間のいいアクセントになっている。足踏みからのハグには泣かされた。
精神を病んでいる母親が眠る前の儀式「三匹のこぶた」も、お寒い感じになりそうなところをぎりぎりのところで踏みとどまっていた。(ただエンディングの三人はもう少しさらっとでも良かったかなあ~)

こういう映画には非常に珍しいサイモン&ガーファンクル「The Sounds of Silence」。悪くはないんだけど、二回流れるうち、一回は「ロッキー」的なアゲ曲でも良かったな。
北京語と広東語のクロスがリアル中国という感じで興味深かった。

そして思わず「高山もがんばれ~」と呟いてしまった。
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