PANDADA

大脱出のPANDADAのレビュー・感想・評価

大脱出(2013年製作の映画)
4.0
セキュリティコンサルタントのレイ・ブレスリンは、身分を変えて自ら実際に投獄された刑務所から脱出してみせて、警備体制の甘さを指摘する事を生業にしていた。そこにCIAから新しい依頼が来る。場所も明かせない新規民間刑務所のチェックであったが、予想よりも手荒い収監を受ける。事情を知るはずの所長も別人物であり、依頼をキャンセルする解除コードも通用しない。罠にはめられた事を悟るブレスリンはやけに親しく近づいて来るロットマイヤーと共に脱獄を企てる、、、的なお話。

還暦を超えた二大マッチョの夢の共演作。
「エクスペンダブルズ」と違うのはW主演という所で、シュワも大活躍します。

様々な映画で拷問されたり暴行されたりしているスタローンですが、今回もその辺はおんなじ(笑)。
シュワはやはり笑いが取れる所が上手いですよね。
「ハイ、チーズ」のシーンには笑ってしまいました。

前半はかなりの頭脳プレイで試みる脱出ですが、終盤から路線変更。暴動を利用したマッスルなパワープレイに切り替わります。

まあ、細かい事を気にしないその辺が2人の醍醐味でもあると思うので、これはこれで素敵だと思います(笑)。

ある意味、脱獄モノの頭脳プレイと、マッチョなパワープレイの綺麗な融合作と言えなくもないと思います。

子供の頃から2人の映画を観て育った身としては、老いてもなおマッチョで、演技はさらに円熟した二大スターの共演ってだけで大満足です。
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