14歳って、
子供とも大人ともつかない微妙な年頃。
大抵のことは大人と同じようにできるし、
大人と同じくらいの頭脳がある。
けど身体つきは子供だし、頼りない。
社会に身を置くと自然と身についてしまう、
理想と現実のギャップを埋めるための
妥協や諦めなんかは知らない。
主人公にはこれが、裏切りに見えたんだろうな。
信じる愛に100%直向きな14歳の主人公。
この子ほんと、美しく少年らしい、
不安定な色気があってとてもよかった…
笑
例のリバーさながらの風貌をしたネックも
紹介された時の「スチャ」
って感じの手の上げ方がかっこよすぎ笑
第一印象完全に怪しいけど、
不思議に魅力的なマッド。
マシューマコノヒーにとても合っていた。
マコノヒーと子供、っていつもほっこりする。
約束の場所にジュニパーは来なかったと
主人公達に聞いて狼狽するマコノヒー
モーテルに現れ切ない笑顔を浮かべるマコノヒー
…( ˃ ⌑ ˂ഃ )泣けた。
数ヶ月は住んでそうな汚らしさで笑えたけど
子供を全力で守る姿にドキドキした。
蛇の沼にスライディング。。( ´艸`)♡
ところで、約束を最悪な形で破ったくせに
別れを告げられてベッドに突っ伏して泣く
自分勝手なジュニパー
マッドの養父曰く、他の男と遊んでトラブっては
マッドの気持ちを利用して解決させてたとか。
でもマッドとジュニパーには深い絆を感じる。
ほんとにクズ女なら一緒に逃げるため
モーテルに潜伏したりしないもん。
土壇場で怖気付く弱さが悲しい。
主人公にはこの行動、解せなかったろうな。
ウィザースプーンはこういう女が上手い。
ジュニパーのこと、両親のこと、
好きになった年上の女の子のこと。
女なんて信じられるか!とかって
主人公が捻くれなくてよかった。
彼にかけたマッドの言葉に、救われた。
ストーリー上では悪者であるはずの
殺された男の親族たち。
この人達の悲しむ描写が多くて
複雑な気持ちにさせられた。
一辺倒の単純な映画ではなかったなぁと思う。
エンドロールの初期ビーチボーイズ曲。
合ってなくない?そこだけ不満。