MUD -マッド-の作品情報・感想・評価・動画配信

「MUD -マッド-」に投稿された感想・評価

家庭環境が複雑で愛を知らない思春期の少年エリスが、愛する人のために人殺しをして身を隠しているおっさんマッドと出会いその一途な気持ちに共感する。エリスはマッドが逃亡できるように手助けをしてあげるが、やはり一筋縄ではいかない…という話

これ、あまりにも良い。エリス少年の視点で謎の男マッドとの交流を通して心の成長を描いていくんだけど、思春期にありがちな繊細な心の動きがとても爽やかに描写されておって、じぃん…としました。ほんと素晴らしい。

エリスは両親が離婚の危機にあって顔を合わせれば喧嘩もするし親父も「女はクソ」とか息子に向かって言っちゃって「愛って何やねん…真実の愛ってこの世にないん…?」みたいな気持ちがふつふつと湧き上がって悶々としてるところに、薄汚くてお世辞にもスマートとは言えない謎の男がめっちゃ純粋で一途な愛を語るんですよね。愛する女のために人まで殺してしまうマッドの方がカッコ良く見えてくるでしょうよ!そっちに肩持つでしょうよ!思春期なんだから!

で、盗みまで働いてマッドのために尽くしてあげるんだけど、周りの大人たちはことごとく不条理で子どもを平然と裏切るし、さらに気になってた同世代の女の子にまであっけなくフラれてしまう…ひしひしとエリスの心を支配する「現実つらすぎワロタwww」がもう圧巻。泣きながら感情が爆発させるエリスの演技は迫真であった。

そこから終盤に起こる一騒動も緊張感に溢れてひと盛り上がりある上に、最後も何だかんだできれいにあるべき所に収まる感じも大変よかった。この数日でのエリスの心の成長はとんでもないものでしょう…ひと夏の思い出ですわな…。

エリスは「レディ・プレーヤー1」主演のタイ・シェリダン、マッドは「インターステラー」のマシュー・マコノヒーがそれぞれ務めており、どっちもめちゃめちゃハマリ役で良いです。個人的にかなりベストな映画なんで、オススメ
この米田舎の湿気のある閉鎖的な雰囲気の漂う映画は、結構好きです。

マシュー・マコノヒー。
私の中で彼がでてる映画はほぼ間違いない俳優の一人。

今作でのミシシッピ川の小さな離島で少年二人と初対面する小ボートの隣に立ちすくんで振り返る登場シーンはさすがでした👏
その後もぐんぐんストーリーをひっぱっいくので中だるみせず最後まで観れます。
チャノ

チャノの感想・評価

3.1

このレビューはネタバレを含みます

テーマは『愛』
少年エリスが、マッド(マシュー・マコノヒー)と出会い
自分の両親、自分自身、マッドとジュニパー
いろいろな形の愛が
あるということを経験していく。
トム(サム・シェパード)が最後あんな形で
助けるとは...伏線回収されてた。(笑)
エリスの母親、メイ・パール、ジュニパー
ここに出てきた女性は、みんな嫌な奴だった(笑)
失敗や挫折が人を成長させる、、
いい男に成長してほしい!笑
はるか

はるかの感想・評価

3.5
女たちがわるい
Melko

Melkoの感想・評価

3.8
「川にはいろんなものが捨てられてる。金になるものもあれば、ゴミもある。何を拾うか判断しないといけない。」

少年2人と不器用な男の、不器用でアブナイ交流。

声変わり前、少年から青年に移行する時期のネックとエリス。
家庭の不和でいつも虚な目、大人びた態度だけど、永遠の愛を信じちゃってるピュアな主人公エリス。
”Shit”と”Bullshit”が口癖、エドワードファーロングにどことなく似た雰囲気のネック。
そして体型カメレオン俳優マシュマコノヒー演じる殺人犯マッド(MUD)。

想像以上に暗い話の展開と雰囲気で、2日に分けて鑑賞…どうかなと思ったけど、後半は好きな展開だった。90分ぐらいにまとめて欲しかったな。

愛って、なんだろう。
永遠の愛なんて、ないのかもしれない。どれだけ愛し合ってても、色んなことが理由でうまくいかない男女の愛。相手を思って泣きながら別れる愛。
いつも嫌味や喧嘩ばかり、ムカつくことだらけ、冷めた目で捉えていた家族が、どんなことがあっても自分を見捨てない親子の愛。自分の生命の危機には命がけで心配してくれる無償の愛。
愛をまだよく分かっていなかった少年が、数日間で身をもって学んだこと。
難しいねえ、愛は。大人って、めんどくさいよね。。でもそれを「そんなもんだ」と割り切って、「なぜ?」という純粋な疑問を持たなくなったら、もう大人なのかもしれないけれど、それはそれで寂しい。
大人が流す涙も、子どもには強烈で鮮烈。

生き方は一つじゃない。信念は変えたって良い。そうやって生きていくことも、子どもから大人になるってことなのかも。

MUDの意味は「泥」
その他に、ひどく嫌われる、さっぱりわからないなどの意味もあるらしい。
まさに泥沼にはまったMUDの人生。それは、一つのことに固執して、それしか見えなくなっていたから。
彼が、少年2人との交流や、エリスが泣きながらぶつかってきた本音に向き合い、違う視点で自分の人生を見つめれば…そこから動き出す別の人生もあるのかもしれない。

最後のドキハラ展開はちょっと胸熱。
命がけで守ってくれた人のことは、この先も決して忘れない。
個人的には、最後まで自己主張控えめで、エリスのサポート役に徹したネックが良かった。
「愛してる」と言われ、しっかり目を見てハッキリと「僕も愛してる」と応えた息子の成長。

乾いた音に絡まる湿った雰囲気の音楽が、終始心地良い。

新たな出発の、川。泥から川へ。
川の先は、広く開けていた。
1MD

1MDの感想・評価

5.0
愛の不完全性がメインとして語られるテーマではあるが、「愛すら例外ではなく」全てが不完全であるという、さらに広い認識の話なのではないか。両親やMUD、サム・シェパード、全ての人間が主人公の理想のままとはいかない現実を抱えており、また、あらゆるドラマティックな出来事、例えば初恋や愛のために行われた盗みや殺しにも容赦なく現実が突きつけられる。生きることは現実的な問題であって完璧さからは程遠い。「成長する」「大人になる」ということは、そういった完璧さの幻想から抜け出すことにあるのだと思った。

このレビューはネタバレを含みます

2度目の鑑賞

ネック役のジェイコブ・ロフランドが「スタンド・バイ・ミー」のリバー君を彷彿とさせる

端役まできちんと演じられてる感じも良い

得意げにトムの話をするマシュー・マコノヒーと、ラストでどこか嬉しそうなトムことサム・シェパードに泣きそうになる
yojin

yojinの感想・評価

3.9
過去鑑賞
Saskia

Saskiaの感想・評価

3.0
お久しぶりのマシューマコノヒーがムキムキに。

エリスとネック、少年たちの成長譚。

エリス役のタイシェリダンくんイケメン。

少年たちは島で逃亡犯と出会い
心を通わせていく。

マッドと彼女の永遠の愛を信じるエリス。
永遠の愛ってなんだろう。

真実の愛を見つけるのは難しいね…。

メイパール😂😂😂


ラストが良かった。
タイシェリダンくんのこれからが楽しみ。

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2020/№224.◡̈*✧🌛
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