完全にエロに振り切ったエンタメ性は、さすがエロス界の巨匠と呼ばれるティント監督。
芸術性を一切捨てた潔さは気持ちいい。
なので、内容はほとんどよくあるエロ話の羅列で、程度の良い「死霊の盆踊り」という作品。
勿論お子様や婦女子には絶対勧められない内容だが、20代前半ぐらいまでの男性には、直接下半身に訴えてくる映像の攻撃力はある。
さて、今作が低レベルのエロ映画と一線を画するところが、女優陣の素晴らしさ。
7話あるのだが、脇で出ているちょい役の女優まで含め、すべて美しい女性を集め、おまけに脱ぎっぷりの良さは天下一品。
全ての女優が主役を張って一本撮れるぐらいのレベルってのは驚いてしまう。
監督の名声のおかげってことだろう。
特に秘書役のチンツィア嬢はレベルが高く、なんでこんな作品に出たのかが不思議というぐらいだ。
各ストーリーは良くある話で目新しさはないが、女優陣は一見の価値がある作品。
余談。
初めて、というか2度と観てはいないのだが、「死霊の盆踊り」見た時にはぶっとんだな~。笑
このまま終わるはずがない!何か進展があるだろう!オチがつくのだろう!
と、最後まで見た自分が恥ずかしくなった。笑
でも、有名作でも見てすぐに忘れてしまうような物より、ここまで駄作だとカルトとして映画の歴史に名を残してしまうんだよね~。