SNSの怖さを知る作品。
良くも悪くも情報過多な時代の今だからこそ
真実というものをちゃんと見極められるようにしておかなければいけないんだなと思った。
じゃないとどこまでも真実は歪んだまま…最悪破滅してしまう可能性もある。
恥ずかしながら犯人にはピンとこなかったが、被害者の描かれ方にはずっと疑問を抱いていた。
なので、伏線が回収されて良かった…今ではこういう役しか来ないんじゃない?てくらいハマり役だよね、彼女は。
アンとダイアナの絆は、SNSという曖昧なもので壊れる友情ではなくて安心した。
やっぱり最後に残るものは、SNSで繋がった人脈ではなく、幼少期を共に過ごした友達なのではないかと。
この作品はSNSに対する皮肉というか、警鐘のように思えました。
原作の湊かなえの小説の方はまだ読んでないですが、機会があれば読んでみようと思っています。