冒頭の、黄色い包みを手にしながら、「ありがとうお父さん」 と父ではない人に言うシーンで感じた疑問が終盤で解けていった。
恐らくお金に困らず課長さんの家で大切に育ててもらえたのは結果として良かったんじゃないかとも思うけど、課長さんにしても、7番房のみなさんにしてもヨングは周りの人に恵まれすぎていたな!
それでもハッピーエンドじゃないのがモヤモヤしてしまった。
障がい者で、上手く説明出来ないがために、脅されて冤罪で犯人にされて、1人娘とも離されて…というお涙頂戴ストーリーかと思いきや、実際の出来事を映画にしたらしい。
冤罪は絶対にあってはいけない。都合の悪い証言は無視して十分な証拠を得ないで、都合の良いように犯人を仕立てあげた警察には腹が立つし、娘のイェスンの前では明るく振る舞うヨングを見てて辛いよ…!