スピードスター

7番房の奇跡のスピードスターのネタバレレビュー・内容・結末

7番房の奇跡(2013年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

知的障害者の父と可愛らしい子供。
感動的なBGM。あざとい演出…。

私も人間。こんなに泣かせ要素てんこ盛りで泣かない訳がない!(笑)
しかし違和感。ファンタジーなのかリアルなドラマなのかハッキリしてほしい。

とは言うものの、良ポイントは伏線。
特に法廷シーンのミスリードは素晴らしい。あの女性弁護士が誰なのかは想像していたけど、中盤、時間軸をミックスした事で「あれ?違う?」と。そしてラスト。
スッキリしたと同時に感動の涙が。
もしかして非現実的な法廷での抱擁のために全体の現実味をボカしたのか?だとしたら凄い。

それでもやはり、あり得ない展開が続くので冷ややかな目で見ていたのは事実。
泣ける!ずるい!の一本です。