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7番房の奇跡のERIのレビュー・感想・評価

7番房の奇跡(2013年製作の映画)
4.0
ここ最近ずっと気になってて、今日なんとなくタイミングも自分の中のモードも空いた時間もはまったのでゆっくり鑑賞。

この映画、演出と構成がめちゃくちゃうまくて悲しい辛い描写もコミカルな要素とのバランスで、この親子への愛おしさが溢れるし、感情も揺さぶられまくる。あー、涙が止まらないよこんなの。悔しくて悔しくて寂しくて、ただ会いたくて。




黄色い風呂敷に包まれた大きな公判記録。彼女はとても大きくなった。

リュ・スンリョンさん演じる父親ヨングは一人娘のイェスンと二人で暮らしていた。娘の小学校の入学式にはセーラームーンの黄色いランドセルをプレゼントしたくて二人でずっとお店に飾られるそのランドセルを窓越しからみていた。

ヨングは知的年齢が6歳ぐらいだったからうまく社会と関われない時があったけど幼児誘拐、強姦殺人をするような人間ではない。冤罪。

冤罪で捕まってからも刑務所の中で人ばっかり助けてるんだよ。誰かが危ない時にいつだって放って置けなくて。それで自分が痛い思いをしたり、怪我をしたり、罪を疑われてもそれでもいつだって人を助ける。そんな人。

保護者面談と言って面会に来た時の二人の時間にもう号泣。

ヨングの真っ直ぐな人柄に触れて七番房で出会った人たちはヨングが無実であることがわかってくる。死んでしまった女の子は事故で、氷に滑って頭を打ったこと。心臓マッサージを強姦だと濡れ衣を着せられたこと。

毎日毎日練習をして、みんなに支えてもらったけど国選でやってきた弁護士はなにも調べず長いものに巻かれていた。

公判の日。ヨングの頬は真っ赤で。イェスンは一世一代の嘘をついた。

判決が下ってヨングとイェスンが過ごす時間に胸がいっぱいだし、12月23日のイェスンのお誕生日の日はもう引くぐらい泣く。なんとも晴れないなぁ。



それにしても幼少期のイェスン役を演じたカル・ソウォンちゃんがめちゃくちゃかわいい。お芝居もうますぎる。

(めちゃくちゃ余談だけどうちの母親がわたしのことパク・シネちゃんに似てるとやたら言ってたことがあったけど今日改めてみて1ミリも似てなかった。ファンの人に怒られるわ)