ゆきひろ

東京難民のゆきひろのレビュー・感想・評価

東京難民(2013年製作の映画)
3.8
一人の世間知らずの無知な若人が少し大人になる物語。

この作品には久し振りに感情移入しまくってしまった(/ー ̄;)
まるで自分史のようでした。
時代的にネットカフェのようなものはなかったので、ネット難民は経験がないですが(笑)

主人公の青年はいい経験をしたなと心から思う。
ラストの河川敷から新たに旅立つ姿は、彼のこれからの人生に微塵の不安も感じさせない強さを感じます。

子供じみた事を言うが、お金は大切だ。
たが、男が生きていく上でそれ以上に必要なものは「経験・経験値」だとこの歳になった今でも思っている。
決して貧乏人のひがみではない。
ましてや、高校を二度も落第し、お情けで卒業式の数日後に飲み屋で卒業証書を手渡された私の学歴によるものでもない。

一度きりの人生…良いも悪いもいろんな事を経験した方がいい!
酸いも甘いも噛み分ける人生…
それが他人にひた隠し、自分自身に恥じるものではない事であれば。

この作品は好みが大きく別れると思います。
挫折を知らない人や本作の学生の時の主人公みたいな生活をしている若人には響かないかも?…

それにしても、ソープに堕ちたお姉さんは好みです(^_^)
90分 25000円ぜひとも行きたいんですけど…_(^^;)ゞ
延長もお願いします!
ゆきひろ

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