紫亭京太郎

武士道シックスティーンの紫亭京太郎のレビュー・感想・評価

武士道シックスティーン(2010年製作の映画)
3.6
ストイックで侍のような香織とキャピキャピとイマドキな早苗の女子高校生二人がぶつかり合いながら友情を深めてお互いに無かったものを発見して成長していく成海璃子と北乃きい二人の瑞々しい演技が光るさわやかな正統派青春スポーツ映画の佳作♪
入部以来常に厳しい態度で笑顔を見せることのない香織。心が折れたことなどないと言う彼女に顧問の教師は言う。
「折れてこその心だ。」
深い敗北感と挫折を味わった香織が“折れて”初めて笑顔を見せるところが印象的。
紫亭京太郎

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