前作で息子に取り憑いた悪霊の手から逃れることができた一家だが、今度は父の様子がおかしくなる。最強の霊能者、エリーズ亡き今、エリーズの助手たちや、旧知の霊能者カールが悪霊に挑む、というストーリーのオカルトホラー第二章。
今作では魂の世界で生者、死者が入り乱れて戦うシリーズの方向性が際立って、他のホラーとの差別化が出来た気がする。
序盤はPOVや音を使った演出で真っ当に怖くなっていて、後半は事態の解決のために幽霊とガチンコ物理バトルする様がワクワクして楽しめる。
前半パートはけっこう怖いが、作品全体としてはコメディスレスレの要素も増えてきていて、全く役に立たないエリーズの助手たちや、いきなりビンタしてくる幽霊は笑いを禁じ得ないw
ジェームズ・ワンはホラーに出てくる登場人物を愛着が湧くキャラクターに仕上げるのが上手いよなぁ
■共通項目
脚本：☆☆☆☆
映像：☆☆☆☆
音楽：☆☆☆☆
役者：☆☆☆☆
キャラクター：☆☆☆☆
オリジナリティ：☆☆☆☆
個人的好き度：☆☆☆☆
■ジャンル項目(ホラー)
ビックリ度：☆☆☆☆
ドキドキ度：☆☆☆☆
笑える度：☆☆☆
(恐怖度：75)
