リリー

FLU 運命の36時間のリリーのレビュー・感想・評価

FLU 運命の36時間(2013年製作の映画)
3.5
今ちょうどタイムリーなテーマなので、臨場感と迫力がありました。でも致死率が100%の鳥インフルエンザのパンデミックなので、怖さも100倍です。そして、韓国政府の感染者への扱いの無慈悲さには、トラウマが残りそうでした。自国民を守る手段は様々なのでしょう。大統領1人だけ「いい人」という設定にしたのは少し不自然な気がしますが。
外国から流入したこのウイルスが感染力が強いことと赤い発疹が目印ということから、「アウトブレイク」を思い起こさせます。だからグロいシーンもあります。
イネ医師が自己中心的な行動を取るのですが、感染者がどのような「治療」を受けるのか、内部の人間なので推測できたかもしれないから、彼女を批判しにくい気持ちもあります。地獄絵なのです!
コロナウイルスも、最終的な解決法があれば良いです。
リリー

リリー