ダース米田

リディック:ギャラクシー・バトルのダース米田のレビュー・感想・評価

2.9
不毛な惑星に取り残された宇宙一のお尋ね者リディック。
獰猛なクリーチャーが蠢くこの惑星を脱出することは出来るのか!?
独特でダークな世界観が魅力だったスペオペ作品「リディック」の、まさかの続編公開だ!!

ネクロモンガーの新たなロードとなったリディック。しかし仲間に騙され、崖から転落死してしまう…
が、彼は生きていた!!
だが惑星に置き去りとなったことで脱出手段も失ってしまう。そこでリディックは自らの生存を宇宙に晒すことで、彼を付け狙う賞金稼ぎ連中を呼び寄せ、その隙に脱出を図ろうとするのだった。
しかし、この惑星には恐るべき危険が待ち構えていた…

2004年に公開されたリディックの続編ですが、元々は続編製作の予定はなく、前作が不振だったこともあり、製作費はヴィン・ディーゼル自身の資産を売却してまで捻出したという製作秘話があったりします(^^;

作品のスタイルは第1作目のピッチブラックに近く、前作のようなスケールを期待すると肩透かしを食らうかもしれません。
また、ピッチブラックに比べると登場人物達のドラマ性はあまりなく、リディックの道化キャラもイマイチに感じたので、正直言って完成度は良くはないです(--;)

しかし、「宇宙一のお尋ね者リディック」というキャラクター性は存分に発揮されているのが特徴。
リディックは、集まってきた賞金稼ぎグループに仲間内の不信感を植え付けさせたり、暗がりに誘い込ませたりして、その後は一人、また一人と始末していく…
正に「悪」と呼ぶべきリディックの活躍が描かれています(前作のリディックのヒーロー的活躍に不満があった人には特にオススメ)。

ただし、リディックの生存を最も危惧してたであろうネクロモンガーが全く登場しない(※冒頭のみ登場)のは流れ的に変だし、個人的にも残念だった。
とはいえ次回作「FURIA」の製作は決定したとのことで、その辺りがとても楽しみだ!!
※FURIA(フューリア)はリディックの生まれ故郷とされる惑星で、かねてよりリディックはその星を探していた。