ドランが描く三角関係。
目が離せなかった
フランシスとマリーの心理描写が緻密で、共感できる人間臭さがなんとも心苦しい
レインボーフラッグを思わせるような色使い、とりわけ3人の洋服にも度々使われる赤と青が印象的だった
バッハの無伴奏チェロ組曲、映像とも合っていて好きなのだけども観終わってから終始頭に流れるのはBang bang…これは仕方ない。
ベッド横のエゴン・シーレ、暖炉の上の奈良美智、マルセル・ブロイヤーのワシリーチェアとバウハウスの大型本、ゴッホのひまわり 等々、散りばめられた芸術要素を拾うのが楽しかった。
あーーニコラの思わせ振りな態度罪深い…
このままどうオチをつけるのだろうと思いながら観ていたら意外な展開でクスッとなった。うん?となったけどこれはこれでありなんじゃないかと。
かなり好きな作品です