ドラン監督作品、3本目の観賞。なんなんだこの作品。いや〜凄い。片想いと片想いと三角関係。きゅんきゅんが止まらないよ。マシュマロ。可愛すぎるよマシュマロ。もうセンスが群を抜いている。
そしてオープニングのニコラ役のニールス・ジュネデールのみんなで食事してるシーンからして色気がすごい。綺麗。からの、タイトルバック。撮りたい絵が明確なんだろうな。いちいちハマっていて、泣きそうになる。なぜか。
一人の男を男女で取り合う物語。親友のマリーと同じ男の人を好きになってしまったフランシス。朝起きたベッド、重なる足にドキドキするフランシス（というかドラン）が可愛すぎる。あぁ胸騒ぎ。
パーティの後、3人で寝て起きてベッドで朝ごはん食べてるシーンが切ないけど可愛い。ブランコに3人並んで揺られてるところもめちゃくちゃキュンとくる。ニコラも罪な男だよ。マリーのやきもちもめちゃくちゃ可愛いな。マリーとフランシスが二人でお茶をした後の相合傘の絵もいい。1年後、ニコラを取り囲む女たちを冷ややかな目でみるマリーとフランシスの友情。ラストは、ニコラがオープニングの時よりさほど魅力的じゃなくなってるのも、凄いなぁ。そして新しい恋。
好き。愛してる。君とキスしたい。片想いの感情がこぼれ落ちててピュアさがたまらないよ。切ない。そこで音を消さないで。
それにしてもドランは色の使い方と音の使い方が本当にうまい。好みすぎる。
