Hiro

胸騒ぎの恋人のHiroのレビュー・感想・評価

胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)
4.2
フランシスと女友達のマリーは同時にニコラに恋をしてしまう。
複雑な三角関係となった3人を主演であり、監督・脚本を担うグザヴィエ・ドラン視点から恋模様を描いた作品。

ファッションやインテリア、曲、カメラワーク、色彩とか、何から何まで全てにセンスが光ってるし、酒なしでも酔えるような映画。
これがグザヴィエ・ドラン作品か...!
(当時20歳恐ろしい)

大恋愛とか胸キュン展開、映画さながらの切ない失恋とは違う本当に自分達の日常にありそうな恋愛に感じました。
同性愛だろうが異性愛だが関係なく、恋する過程は同じ。
片思いや三角関係さながらの相手を遠目から伺っちゃう感じとか、相手のさり気ない仕草に度々わんちゃんあるか!?って考えちゃう感じがとてもリアルでもどかしい。
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