4畳半

それでも夜は明けるの4畳半のレビュー・感想・評価

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)
4.1
・家族と幸せに暮らしていた男性が奴隷商の二人組に騙され、奴隷として売られてしまう。その後家族の元へ帰るまでの12年間を描くノンフィクション映画

・自由黒人と奴隷黒人かどうかが生まれにより決まってしまう
自由であっても差別がある
制度や偏見によって人生の質に大きく影響する

・奴隷の女性がムチを打たれているシーンの背景に映る田園風景や
首を釣られている主人公の後ろで子供たちが遊んでいるシーンなど
悲惨な人と、その後ろに映る長閑で綺麗な風景の対比が丁寧に描かれていて、心を抉られる

・負の歴史を学ぶことができ、テンポもよく、何より演技にすごく引き込まれる

・悲惨な状況でも希望を捨てず生き抜いて、家族の元へ帰るシーンは感動する
明日も頑張ろうって思える
4畳半

4畳半