Kahoko

それでも夜は明けるのKahokoのレビュー・感想・評価

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)
4.8
2015.12.14

感動で泣きましたとかいうレベルじゃないです。見ていて本当に辛い。
シンドラーのリスト鑑賞時と似たような気持ちになりました。これでもかと言うほど気持ちをえぐられる。主人公が首を吊るされているシーンは一生忘れない。

ファスベンダーの演技が狂気じみていて、シンドラーのリストのレイフファインズに抱いた感情と同じものを感じました。嫌悪感、嫌悪感、嫌悪感。胸糞が悪くなります。演技はもう間違いなく素晴らしいのですが、こんな人間がいたのかと思うとやっぱり嫌悪感。
個人的には、ポールダノの演技が良かったです。彼は人をイラっとさせるのが上手ですね (笑) ファスベンダーはいい意味で演技っぽいのですが、ポールダノは本当にその時代に生きているという感じでリアルでした。

しかしやっぱりブラピのネームバリューは大きいんですね。日本における洋画ってやっぱりブラピ、レオ様、ジョニデなんですね。本作のキャストは映画をよく見る人なら、お!なんて豪華な!って顔ぶれで、ジアマッティちょい役だなおい!ってなるんですが、あまり映画見ない人にとったら正直誰?っていう俳優さんが多いと思います。そろそろ上記三人だけに頼らずに洋画押し出していこうよ、と思う。そういう理由でこういう人生に一度は観なければいけない映画がいろんな人にスルーされてしまうのはとても悲しい。