シネマドリンク

それでも夜は明けるのシネマドリンクのレビュー・感想・評価

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)
4.4
🇺🇸1841年ルイジアナ州

1841頃 アメリカ北部で白人のと同じ様に生活していた黒人の主人公がバイオリンの演奏仕事を頼まれ、仕事の依頼主と飲むが、目を覚ますと、暗い部屋に鎖で繋がれていた。

名前も勝手に決められ、家族から離され、南部の奴隷制度で12年間奴隷として売られてしまい、物や動物以下の生活で地獄を味わう!



◉89A点。
怖すぎるし恐怖でした。

◆怖かった点
奴隷のテーマの映画は、いくつか見たが、今回も奴隷の扱いに気分が悪いが、見ている内に少しづつ慣れてしまい、主人公が奴隷に思えてきてしまう事が怖かった。
主人公の首吊りシーンが異常と思える長さで、息が詰まり、一度見るのを止めて、ひと息ついてしまったほど(苦泣)

◆不満点。
邦題がイマイチ!(それでも夜は明ける)って12年間も奴隷で十分辛いし、残された人はまだ拷問、鞭打ちが続くので夜は明けてないよ!って言いたい!

これは実話で制作側でブラットピットがどうしてもやりたかった映画化だそうです。

奴隷は基本字が書けないので今回の北部側の自由黒人が貴重で辛い体験を本にし、映画会社も売れないと思っていた様です。

かなり奴隷映画でも辛い内容を覆し、アカデミー賞に輝いた作品。これは全ての人が見て欲しい映画です。