daiyuuki

奴隷区 僕と23人の奴隷のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

奴隷区 僕と23人の奴隷(2014年製作の映画)
2.5
漫然と日々を過ごしていたフリーターの荒川エイア(秋元才加)は、双子の弟・大田ユウガ(本郷奏多)に半ば強引にある勝負の場に連れて行かれる。そこでは、人を奴隷にすることができるスレイブ・コントロール・メソッド通称SCMという器具を装着した者同士が何かしらの勝負をし、勝者は主人、敗者は奴隷となるバトルロイヤルが繰り広げられていた。女子高生やホスト、牧師、OL、アニメオタク、SMの女王様らがそれぞれの目的を果たすために、勝負をしかけてくる……。
同名小説の映画化。「カイジ人生逆転ゲーム」以降、知能戦を主体にしたデスゲームものの映画が多数製作されたが、玉石混合でなかなか「カイジ」や「デスノート」に匹敵するものはない。この映画は、石の一つ。
まず、SCMを着けた者同士のゲームがまったく知能戦ではないので、「ちょードキドキしない」。SCMをめぐって、人の醜い欲望があからさまになる描写が、安っぽい。
daiyuuki

daiyuuki