ねまる

フィフス・エステート 世界から狙われた男のねまるのレビュー・感想・評価

3.7
オープニングのキャストロール
ベネディクト・カンバーバッチ うんうん
ダニエル・ブリュール お目当てさん
アンソニー・マッキー ファルコンだ!
デヴィッド・シューリス 出てるの?!
アリシア・ヴィキャンデル 大好き!!
withスタンリー・トゥッチ 豪華だなぁ。
andローラ・リニー 面子で勝った。

少しして、、、
ダン・スティーブンスまでいる!!!
オープニングに名前無かったよ。このクラスで??どんだけ豪華なんですか??

カンバーバッチとダニエルは、2人の絶妙で微妙な関係性を表情だけで演じようとするのが賢い人たち。この映画のほとんどは、これに尽きるんだよ。
カンバーバッチは人から理解されない天才役がとても似合う。ダニエルは人間らしさを持ちながらも、のめり込む役が多い。のめり込めば込むほど、2人は合わなくなる。まだ人間である相手に嫉妬する。
アリシアちゃんはダニエルの恋人役で2人のシーンが多かったのも幸せ。彼女がダニエルの人間である部分。
アメリカの政治家役のアンソニー・マッキーはとにかくかっこいいのでファンの方は是非。

そろそろ役者語りはおしまいにして、
ウィキリークスとジュリアン・アサンジについて。
昔授業でやったことを薄ら思い出した。
"君は悪者になってはいけない。"
アメリカとの情報戦争。 

ジュリアン・アサンジには反対だ。
歴史が決着をつけるのか?いつか。
まだ自分が中にいる歴史なのだ。これは。

デヴィッド・シューリスの立場が1番分かるかな。機能しているかは別として、メディアが何のためにあるかと言えば、情報を探して、精査して、判別をして出す。
旧メディアは滅びている、新メディアは?混沌の中にいる。

それは個人が持っていい権限では無い。
これは自由では無い。
言論の自由、知る権利は守られるべきもの。

誰もが告発者になれる社会。
誰もが色んなことを信じられる社会。
そう願う幻をチラつかせる発信者、一見納得してしまいそうな偏った言論に負けずに、
正しさのもと現代の人間は生きていけるのだろうか。
ねまる

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