2020年、53作目!
黒人差別が日常的だった時代、7人の大統領に仕えた黒人執事のお話。
差別を受ける者の視点から、「国のトップ」の姿を描いているのが面白い。
ハリーポッターシリーズの、アラン・リックマンも出演しています。
黒人への差別を映し出すシーンは、あまりにも「人権」を無視しすぎていて、目を逸らしたくなるほど。
でも、実際はきっと映画より酷かったんだろうな…。
肌の色が違うだけなのに、同じ人間なのに、どうしてこんな不等な扱いをされなければならなかったんだろう…。
主演のフォレスト・ウィテカーは勿論ながら、オプラ・ウィンフリーがの演技が素晴らしい…。
彼女の息子を諭すとあるシーンは、息をするのを忘れるほど見入ってしまった。