大統領の執事の涙の作品情報・感想・評価

大統領の執事の涙2013年製作の映画)

LEE DANIELS' THE BUTLER/The Butler

上映日:2014年02月15日

製作国:

上映時間:132分

ジャンル:

3.7

あらすじ

綿花畑の小作農家として生まれたセシル・ゲインズは、一人で生きていくため、見習いからホテルのボーイとなり、遂には、大統領の執事にスカウトされる。それ以来30年間、ホワイトハウスで過ごし、7人の大統領に仕えてきた。キューバ危機、ケネディ暗殺、ベトナム戦争・・・目の前で時代が大きく揺れ動く中、セシルは忠実に働き続ける。黒人として、そして身に付けた執事としての誇りを胸に。だが、執事であると同時に“夫”で…

綿花畑の小作農家として生まれたセシル・ゲインズは、一人で生きていくため、見習いからホテルのボーイとなり、遂には、大統領の執事にスカウトされる。それ以来30年間、ホワイトハウスで過ごし、7人の大統領に仕えてきた。キューバ危機、ケネディ暗殺、ベトナム戦争・・・目の前で時代が大きく揺れ動く中、セシルは忠実に働き続ける。黒人として、そして身に付けた執事としての誇りを胸に。だが、執事であると同時に“夫”であり“父”でもあった彼は、世界の中枢にいながらも家族と共に歴史に翻弄されていく。理解を示す妻とは別に、白人に仕える父の仕事を恥じ、反政府運動に身を投じる長男。兄とは逆に、国のために戦う事を選びベトナム戦争へ志願する次男・・・。激動の時代の中で、彼が世界の中心で見たものとは?そして人生の最後に流した、涙の理由とは—

「大統領の執事の涙」に投稿された感想・評価

Shunta

Shuntaの感想・評価

3.8
小さなビーグルが映し出された時、大統領は孤独だなと感じた。
mr

mrの感想・評価

3.9
人種差別は絶対に許さない
世界に平和あれ
shoko

shokoの感想・評価

3.6
自由の国アメリカで、黒人たちが差別に対して、それぞれの立場でどう戦ったのかが分かる映画でしたね。

もう少し、執事として大統領の近くにいるからこそのストーリーを期待していたので、内容はまあ良かったですかちょい評価低め。
か

かの感想・評価

3.8
アメリカ人は自国の暗部にずっと目を背けてきた。
海外の歴史にはあれやこれや言う。
強制収容所が良い例だ
アメリカでは同じような人種隔離が200年も続いていたのだ。


アイゼンハワー大統領からレーガン大統領の時代まで大統領執事として務めた黒人男性と彼の家族、そして激動のアメリカ現代史の物語。
実話が元
xyuchanx

xyuchanxの感想・評価

3.8
公民権運動の歴史を通じて、アメリカって国の成り立ちを少し理解できた気がする。

農園に生まれ、地主に母を暴行され父親を射殺された主人公セシル。農園を逃げ出し盗みに入った店で拾われ懸命に働き、のちにホワイトハウスの執事として34年間、歴代の大統領に仕えた男。

家族を養うため、そして国に仕える仕事への誇りから、家庭を顧みず仕事に没頭した。長男は父とは真逆の公民権運動の活動家となって絶縁し、次男をもヴェトナム戦争で失う。壊れ行く家族を思い酒に溺れた妻。

彼はなんのために戦っていたのか。名優フォレスト・ウィテカーの憂いを帯びた演技はいつも以上に素晴らしく、メイクも含め本当に苦悩しながら歳をとっていくようでした。

ちなみに放題の「涙」は余計ですね。

妻役を演じたオプラ・ウィンフリー、セシルの母役マライア・キャリー、テレンス・ハワード、レニー・クラヴィッツ、アイゼンハワーをロビン・ウィリアムズ、ケネディをジェームズ・マースデン、ニクソンをジョン・キューザック、レーガン夫妻をアラン・リックマン、ジェーン・フォンダと、脇を固める助演陣も恐ろしく豪華。あんま似てないけど、癖ある役者達の大統領役は十分楽しめます。

マルコムXは白人に仕える「ハウスニグロ」を批判し暴力も辞さず白人と同等の権利を要求し続けたわけだけど、キング牧師がセシルの長男に対して語った言葉こそが、この映画の核心だろう。

「執事達は人種を超えたプロフェッショナリズムを見せることで紋切型の黒人像を変えてきた戦士なのだ」

2008年に黒人初の大統領となったオバマと、レーガンのパーティに招かれて自分がお飾りだと感じた主人公のシーンに伏線を感じたのは深読みだろうか。

実際にも主人公はオバマ大統領に謁見できたらしいが、その誇らしい姿も見てみたかった。

2時間以上の映画なのに、もっと掘り下げて欲しいと思わされました。
cocoro

cocoroの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ホワイトハウスの執事として長年大統領に仕えた、南部農場の元ハウス・ニガーの物語。
ホワイトハウス内での政治の裏側を描いた作品なのかと思いきや、アメリカ政府に仕える執事としての立場と、黒人の権利を主張する同胞との間で揺れ動く主人公とその家族を捉えた作品だった。
完璧な執事としてホワイトハウスに仕える主人公と、若い情熱のままに公民権運動に参加する長男の対比が絶妙だった。
奥さんがステキ。最後まで夫婦の仲が崩壊しなくて良かったと思う。
それぞれの場面で流れる曲がかっこよかった。
「白人の近くで生きてきた黒人の目を通して描く公民権運動」という作品を初めて見た。
長男と家族が衝突するシーン、「執事は従属しているように見えて戦っているんだ」というセリフで泣きそうになった。
ヒューマンドラマっぽい邦題に釣られて観たので低めの点数つけたんだろうけど、思い返せばもっと良かった気がする。
アメリカ史を知るには良い。

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