大統領の執事の涙の作品情報・感想・評価

大統領の執事の涙2013年製作の映画)

LEE DANIELS' THE BUTLER/The Butler

上映日:2014年02月15日

製作国:

上映時間:132分

ジャンル:

3.8

あらすじ

「大統領の執事の涙」に投稿された感想・評価

y

yの感想・評価

4.2
堅くない社会派映画。
白人に仕え、主人公のように生きるのが、手堅いと同時に
日本の社会(組織)も同じように思った。

一気に見れた。

ボスからのアドバイス
「客の目を見て望みを知ろ」「相手の心を読め」「ボスが思わず微笑むように」「白人用の顔と自分の顔を持て」
あの当時の黒人の中では、勝ち組というか、しっかりとした職に就いていた側なのかなぁ…と思った。
歴代の大統領が出てきて、当時の政治の様子を窺い知ることができた。
差別の悲惨さを改めて感じた。
農家の黒人奴隷から執事になった主人公の一生。
若い頃からリタイア後まで、フォレストウィテカーさんの演技が素晴らしい✨

差別のシーンがつらいけど、ラストはやっぱり泣けますね、、Yes, we can.
でもアメリカの人たちにとっては結局何も変わらなかったから、今の大統領が生まれたのかなと思うと、少し複雑な気もします。
20世紀後半のアメリカは今の時代では考えられない位の酷い差別があったんだなと改めて実感。
息子が友人と人種限定席のある飲食店を訪れるシーンと、主人公がVIPらをもてなすシーンを交互に見せるシーンは何とも皮肉な作りで印象に残った
ぱぴこ

ぱぴこの感想・評価

3.4
30年間大統領の執事を勤めた黒人男性の話です。歴史の動きを一番近くで見てきた人。
私が社会や政治に興味を持ち出した頃にオバマ大統領が当選して、時代は確実に変わっている…!と感動した覚えが。高校生か大学生の頃だったと思う。
それを遡って知れるし、黒人の権利を得るためにどれだけ血が流されたか、本当に身につまされる思いで鑑賞した。
賃金や昇進の格差、外国人労働者を受け入れていこうという流れのこれからの日本が切実に考えなくてはならない問題では?
bowzZ

bowzZの感想・評価

3.2
ベースこそ多少は実在した話なんだろうけど、ほとんどがフィクションぽい。いかにもアメリカのリベラル層が好みそうな映画。
やはり黒人を主役にすると、人種差別が話の核になるんだな。
オバマ時代のところで映画は終わるけど、それからまた振り出しに戻ったような、否、振り出しより後退したような現トランプ時代で終わったらどうだったんだろう。
”執事の涙”の意味合いが変わってくるだろね。歓喜から絶望。
おはぎ

おはぎの感想・評価

4.0
学生の時に観たかったなぁ😭
誠実に生きていたい
黒人差別から立ち上がろうとした時代、ホワイトハウスで静かに無骨に仕えることで戦った1人の黒人執事の物語。

色んな映画で黒人差別は描かれているけれど、毎回やるせない気持ちになってしまう。
この映画の主人公はけして派手にアクションを起こす訳ではなく、時間と実直さと思いやりの気持ちで仕事を全うする事で黒人としての尊厳を誇示する人だった。

反する彼の息子は黒人差別に真っ向から戦いを挑み、派手な力技で自分の誇りを主張するタイプ。

やり方は違えど、想いは同じはず。

最後はオバマさんが黒人初の大統領になるところまで時代が進む。
アフリカ系アメリカ人が大統領になるということは歴史を変えるような事だったのだなとあらためて痛感。

多種多様な時代に向かっていって本当に良かった。
akane

akaneの感想・評価

4.0
「使用人は従属的だと言われるが、彼らは戦士なんだよ。自覚は無くても。」

白人と黒人が対立し、人種差別がかなり酷かった時代に、キング牧師が言った。主人公はその頃、ホワイトハウスで執事として働き、多くの大統領に仕えた。その間、2人の息子は公民権運動を行った。白人に従属しているように見える父親と、真っ向から権利を主張した2人の息子、その家族の実話に基づいた話。

世界史で公民権運動について学んだことは間違いないですが、やはりそれは歴史の話。そこには、その時代の人々の感情なんて一切載っていなかった。この映画を観たことで、その時代すべてを知ることができるとは到底言えませんが、かなり教科書より学べるものが多かったです。KKKなども出てきましたが、あまりに極悪。むごいという言葉を超えていました。(グロいシーンはありません)

「白人を恨んではならない。彼を殺したのは、悪意ではなく狂気だ。」

執事をしている父親は、ホワイトハウスでいつの時代か、大統領が動いてくれることを、黒人は悪ではないことを、自身の誠実で厳格な働き方で証明することで、知ってもらおうとします。多くのシーンで泣きそうになりましたが、もはや問題が大きすぎて、簡単に泣いていいものかすら迷いました。でも、最後の最後で、こちらも一緒に乗り越えた気になって、自然に涙があふれました。

この映画は、とても良い映画体験をさせてくれる1本だと思います。
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