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ダーク・ブラッドのhaccabeeのレビュー・感想・評価

ダーク・ブラッド(2012年製作の映画)
3.0
ハリーとバフィの俳優夫妻が西部の砂漠地帯で道に迷い、車も故障して遭難する。深夜、バフィは地平線上に灯を見つけ、ボーイの家にたどり着く。九死に一生を得た二人。しかし先住民の血をひくというボーイは捉えどころがない。町へ出るにはボーイの助けが不可欠なのだが、彼は理由をつけては二人を引き止めようとする…。
助けてくれると期待した相手が悪かった…脱出不可能なこの状況。先住民の妻リリーをガンで亡くしたと言うボーイだが、彼が精神のバランスを欠いたのはそれが原因なのだろうか。土地は汚染されていると信じ天国を渇望するボーイ。
ストーリーをカテゴライズするのは無意味かと思うけど一応サスペンスなのかな。核実験とそれに伴う先住民の受難を告発しているのかもしれないと思ったり。
冒頭で監督がリヴァー・フェニックス急逝によって本作が「未完」であることを述べている。脚が二本の椅子に三本目の脚を付け立てるようにしたが、四本目はない。劇中ところどころ監督のナレーションがストーリーを補完する。もしこれが「完成」していたらと思うと、リヴァー・フェニックスの早すぎる死が惜しまれてならない。