タイカワイティティの初期作は今以上にヘンテコな映画
ニュージーランドに住む少年の元に刑務所帰りの父親が帰ってきては今まで平和だった家庭環境に不穏が忍び寄る
ワイティティにしては珍しくコメディなんだけど親父が不安定すぎてスリラー味もあった作品
主人公が父親に憧れてアウトローな生き様に憧れるもだんだんとその生き方をしている親父が虚しく見えてくる
親父が刑務所に入れられる前に埋めた大量の札束を見つけるもヤギに全部食われて「あぁやべぇどうしよう」ってギャグみたいな展開があるんだけど何気に笑えないし演技もできるワイティティの親父っぷりが怖い
ただ怖いだけで終わらせない
サムライに憧れる親父がまさかのえ?そうなるの?ってヘンテコなオチと
マイケルジャクソンに憧れる主人公とワイティティもマイケル好きなんだなぁって思えるパロディ的エンディングにワイティティ的なヘンテコが全部詰まってる
ワイティティ好きは見てみたらいかがって作品