みきぴん

ボーイのみきぴんのネタバレレビュー・内容・結末

ボーイ(2010年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ニュージーランドの田舎の村で
祖母と 弟 ロッキーと
幼い従姉妹たちと
ヤギのリーフと暮らす
11歳の少年 Boy
憧れはマイケル・ジャクソン
そして
無敵のヒーロー(の筈の)
父親✨アラメイン
窃盗の罪で刑務所に入っていた
父親が7年ぶりに
仲間二人を連れて帰ってくるが
…………

ダメダメ親父でも
息子にとっては憧れのHERO✨
というパターンは
その親子関係が
辛かったり 切なかったり
愛おしかったり と
映画の中で
良く有る設定なのだけれど

男としても 親としても
本当にダメダメな父親を
タイカ・ワイティティ監督が
自ら演じていて
なんともチャーミング過ぎて
😅😅😅✋

ビールはひと口だけ!とか
子ども向けのタトゥー!とか
終盤での
ボーイが父親に向けて
強い思いをぶつけた時の受け止め方にも
息子に対する真っ当な
「愛」を感じて

弱くて寂しくて心細くて
父親になりきれていなかった
アラメインを愛おしくも
感じてしまった✨✨

冒頭に字幕で出てくる言葉
映画「ET」(1982)の中の
セリフ
『"You could be happy here…We could grow up together.”
“ここで暮らそう。一緒に大きくなろう”』…………が
息子から父親への言葉なのかなと

この作品を観終わって最後に
静かに静かに染み込んでくる
良作でした🥰🥰✨✨✨✨

ラストのハカ🇳🇿ダンス😅で
一気にhappy💕に!
そして最後の最後に見せてくれた
優しさ🐐に拍手👏👏
みきぴん

みきぴん