Skttrbrainer

スター・ウォーズ/フォースの覚醒のSkttrbrainerのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

待ちに待ったスター・ウォーズ最新作。カリフォルニアでは最速公開の12/17/2015の19:00の回をIMAX3Dバージョンで鑑賞。

とにかく最高でした。
まず会場周りの熱気がハンパない。さすがは本場といったところか。途方もない長さの列ができていた。2ヶ月前にチケットを確保していたのでスイスイと劇場内に入ることができた。驚いたのは劇場に入ったら、前の映画がまだやっているではないか。待てないアメリカ人、モービーディックがまだやってんのにどんどん客を劇場内に入れちゃう。さすがです。エンディング見ちゃったじゃないか。見るつもりなのに。

さて本編が始まる前にながーいながーい予告、観客は一つ予告が終わるたびに叫んでいる。凄まじい期待感。まるでライブ会場に来ているかのよう。予告はキャプテンアメリカに、X-menに、バッドマンにスーパーマンにとマーベル一辺倒。ディズニー大作もちすぎ。まだまだ稼ぎまくるつもりだな。

そしてようやく本編が始まる。観客の熱気は最高潮に。

どんと現れる'A long time ago in a galaxy far far away'の文字。正直鳥肌が立ちました。どれだけこれを待ったと思ってるんだ。いつものオープニングロール、そしてティルトダウンするカメラ。コレコレェ!!!!!!


ここからはネタバレ注意。


あのエピソード6から30年、最後のジェダイとなったルークは姿を消していた。帝国軍は崩壊後も新たにThe First Orderと名を変え、反乱軍との戦いを続けている。The First Orderにはダース・ベイダーの意思を継ごうとする新たなダークサイドに落ちたシス、カイロ・レンが指揮を執っている。そのThe First Orderに対抗するにはかつての伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーの力が必要である。そんな中、ルークの居場所を情報の手がかりのデータを手に入れた反乱軍パイロットPoe Dameronは、カイロ・レンからその情報を守るため、BB-8にそれを託す。そしてThe First Orderの残虐な行為に耐えられなくなって逃げ出したフィンとともにカイロ・レンの手を逃れる。

最初のこの一連の流れを見て、すぐにJ.J.エイブラムスの思惑に気づく。これはまさしくエピソード4へのオマージュだと。完全にプロットは同じである。そしてニヤリとしてしまう。カット割りから、カメラワークまでそっくりそのままエピソード4のオマージュである。エピソード4へのリスペクトを感じた。そして、確かに新たなスター・ウォーズの始まりとしてはそれがベストな回答なんだろうと思う。まあそれで大体の話の流れはわかってしまうのだけれども、スター・ウォーズファンとして文句はない。

機密情報を得たBB-8はもちろん、逃げ出し、そしてタトゥイーンのような砂漠の星、ジャクーに不時着する。そしてBB-8は、ニューシリーズの主人公、レイと出会うのだ。もうエピソード4そのまんま。R2-D2がルークに出会うのと一緒。ってことはBB-8がR-2D-2なら、フィンはさしずめC-3PO役か?もうファンなら次の展開はわかるでしょう。

BB-8を追ってきたストーム・トルーパーから逃れるため、宇宙船を手にいれ星から逃げ出す。じゃあその宇宙船はなに?そうですもちろんミレニアムファルコンしかないでしょう。ハンソロから盗まれ、何人かの手を渡ってジャクーの商人のものとなっていたミレニアムファルコンをたまたま発見して、盗んじゃうレイとフィン。ご都合主義ですが、もうそんなのどうでもいい。ミレニアムファルコンの登場でこっちはもうすでにお腹はいっぱい。最高。テンションマックスである。

そしてジャクーを逃れたレイとフィンとBB-8は、またまたスンバラシイご都合展開。ハンソロの貨物船によって回収されちゃうのでした。ひゃっほう。ハン・ソロとチューイの登場でさらに上がるテンション。ウェルカムバック!!ミレニアムファルコンの細かい描写にもいちいちニヤニヤさせられる。ホロチェスボードに密輸用の貨物室。うーん。いいね。

ハン・ソロたちと合流したレイ達は、Takodamaの星の城に住む海賊 Maz Kanataの元へと向かう。ここは酒場のシーンの焼き直しである。何から何までエピソード4そのまんま。不思議な力を持つ Maz Kanataと出会い、話したレイは、フォースの力を感じ、倉庫に眠るアナキン、そしてルークが使用してきたあのライトセーバーを発見する。しかし、その力を恐れたレイはライトセーバーを置いて城から逃げ出してしまう。代わりにそのライトセーバーを託されたフェイであったが、The First Orderに居場所を掴まれ、攻撃されることに。

圧倒的な戦力で城を破壊され、追い詰められたレイは、カイロ・レンに連れ去られる。それを見ていたハン・ソロ、フィンであったが敵と戦うことに精一杯で救うことはできない。万事休すかと思われた時、反乱軍のXファイターが助けに現れる。危機一髪難を逃れたフィンたちは、反乱軍と合流する。

そしてお待ちかね、いや正直そんなには待っていなかったレイア姫の登場である。ただの婆さんになってるかと思ったけれど、そこはさすがはプロのメイクさんたちのおかげかそれなりに見れる婆さんレイアだった。ここらへんでまあ薄々感じていたカイロ・レンが彼らの息子だとわかるのだが、こいつら子育てに失敗してんじゃないよ。なにみすみす息子をダークサイドに堕としてるんじゃ。ちゃんとジェダイに育て上げとけよ。と内心思っていましたが、まあいいでしょう。

そのカイロ・レンはThe First OrderのSupreme Leader, Snokeに従っています。こいつが今回の大ボスなんだろうか。とにかくデカイ。見た目はヴォルデモート。このでかさはホログラムででっかく表示されているだけなのか、実物大なのかは気になるところ。あとはシス卿なのかどうかも今回は謎。まあシス卿なんだけど。こいつはどっから出てきたのか。後々明かされていくのだろう。

さて、こっからの展開は、そう新たなデススターです。その名もスターキラー。パワーインフレがハンパなく、その大きさはデススターの20倍くらいあるのかな。しかも太陽から直接エネルギーを吸収して、同時に何個もの星々をレーザーでぶっ壊せます。なんて強いの。でもそこはもうお決まりと言っていいでしょう。弱点があります。シールドを解除したらぶっ壊せちゃうんです。うーんすごい既視感。いつまでたっても学ばない帝国軍、いやThe First Order。何回壊されたら気がすむんじゃ。あ、もう言っちゃったけど、そう、基地内にハン・ソロ、フィンたちがシールドを解除しに向かいます。ついでに捕まってるお姫様、レイアではなく、レイも助けます。

そうそう、そのレイですが、カイロ・レンに捕まり、尋問されてるうちにフォースの使い方を自然に学んじゃいます。すんごい天才。アナキン以上じゃないかしら。ストーム・トルーパーのよっわい意思をフォースで操って見事に脱出するレイは、シールドを解除しに来たフィンたちと無事合流。

さて、勘のいいスターウォーズファンの皆さんは、間違いなくここらへんで'I have a bad feeling about this'「なんだか悪い予感がする」はず。

シールド解除?え、オビワンみたいに?誰が?ハン・ソロが?おい、待てよ。J.J.エイブラムス、おいそこまでオマージュしちゃうのか?嫌な予感しかしねえよ。待って、あーあ。ハン・ソロ息子のカイロ・レン発見。待て。行くな。やめとけ。ハン・ソロ、戻れ。と誰もが心の中で叫んだでしょう。いや劇場内ではアメリカ人は心の外で叫んでました笑 行くなと。

そして悪い予感はそのまま的中。オビワンのように帰らぬ人となるハン・ソロ。これには正直がっかり。もっとハン・ソロの活躍が見たかった。実は生きていた展開はあるのかどうか。チューイが本当にかわいそうだった。怒りに狂ったチューイはカイロ・レンに必死の反撃をし、痛手を負わせます。

ハン・ソロは死んでしまったものの、無事シールドを破壊することに成功したフィンたちは基地を脱出しようと試みます。だが、そうは問屋が許さんぜよ。カイロ・レンに行く手を阻まれます。ルークのライトセーバーを持つフィンは、カイロ・レンに戦いを挑むことに。普通に戦ったらボロ負け確実の戦いも、チューイによって手負いとなったカイロ・レンとそれなりに戦うフィン。しかし、そうは言ってもシスになりたいカイロ・レン。フィンを打ちのめす。そして、手から落ちたルークのライトセーバーをフォースで引き寄せようとするカイロ・レン。しかし、なぜか引き寄せることができない。そう。そう!完全にフォースの力に目覚めたレイが、その力を阻んでいたのだ。そして、とうとう持つべき者へと渡るそのライトセーバー。レイが引き寄せます。ここで観客たちのテンションは最高潮に。そのライトセーバーを使ってカイロ・レンと戦うレイ。手負いのカイロ・レンには、フォースの力に目覚めたレイは手にあまる。見事カイロ・レンを倒したレイであったが、反乱軍の攻撃により破滅に向かうスターキラー。その大地が真っ二つに割れ、二人を分かちます。

見事スターキラーを破壊することに成功した、反乱軍。祝杯をあげる。しかし、ハン・ソロを失ったレイア姫は失意の中レイと悲しみを分かち合うのであった。
そして、長らく機能を停止していたR2-D2がなぜか完璧なタイミングで復活し、ルークに託されたルークの居場所を示す地図を表示します。その地図とBB-8の持つ地図とを合わせると、ルークの現在地がわかるではないですか。ルークに助けを求めるため、チューイとレイはルークが隠れている星へと向かいます。

そして本当にお待ちかね、ルーク・スカイウォーカーの登場です。よっ!どれだけ待たせるんじゃ!そのルークは素晴らしい年の取り方。完全にジェダイマスター。貫禄が違う。渋い。今までで一番渋いジェダイマスターなんじゃなかろうか。いい年の取り方をしてれたマーク・ハミル。そのルークに、ライトセーバーを手渡そうとするレイ。ここでエピソード7、フォースの覚醒のエンディング。ふー。なんやかんや最高でした。

はっきり言って、今プロットには何も目新しいものはありません。完全なエピソード4の焼き直しです。しかし、それこそが長らく新エピソードを待っていたファンが求めていたものではないだろうか。J.J.エイブラムスも相当なプレッシャーがあったに違いない。まずは、偉大なスペースオペラ作品スター・ウォーズシリーズを撮るにあたって、ジョージ・ルーカス、エピソード4、そして熱狂的なファンに対して最大限のリスペクトを込めたこのエピソード7。新たなシリーズの始まりとしては文句ないんじゃないでしょうか。少なくとも私はとにかく興奮しっぱなし、ニヤニヤしっぱなし、拍手しまくりの2時間強でした。

何より期待したいのは、続編です。このエピソード7で禊を済ませたJ.J.エイブラムスとディズニー。エピソード8以降は別の監督にバトンタッチ。力の見せ所だろう。もちろんこのままエピソード56の焼き直しなんて次は許されるわけはない。一本目だからこそのオマージュであり、2本目以降はどう、新たなスター・ウォーズを作り出していくのか。これからが監督の手腕が期待されるところです。とにかく今作品には文句はない。サイコーだった。素晴らしい。

次回のルークの活躍とレイの成長を期待したい。間違ってもヨーダみたいに偏屈親父になってて、レイの修行終わったら活躍する間もなく死んじゃうとかはやめてくれよ。かっこいいルークが見たい。

あとは、ヨーダ、グリーヴァス将軍、ボバ・フェット、ジャンゴ・フェットに匹敵するような新キャラクターの登場にも期待。悪名高いジャージャービンクスでさえキャラは立ってたからな。今回はニューキャラクターは少なかったので。
はー、とにかく最高でした。100点。