安心してください。
ネタバレしませんよ。
やっぱりこの異常なスターウォーズ上げは気持ち悪いとは思いつつ、映画ライターを志すものとしては見ないわけにはイカンと思い、見てきました。
スターウォーズ フォースの覚醒
結論から言えば、
駄作とか言ってる奴は割と頭が弱い人が多いのか?
と思うくらいには良く出来てました。
Twitterやレビューサイトなどの感想を見ると、やれ説明不足だ、展開が平坦だ、とか言って低評価を付けてる連中が居ますが、そんなものは気にしなくて良いです。
アホなミーハーの読解力や感受性の貧しさが招いたモノだと思います。
まず、展開が平坦だと言う意見に対しては、
新たなサーガが動き出す感を全面に押し出して来ることは新世代の主人公や敵の登場から明らかなのにも関わらず、その新世代達が旧三部作のキャラ達と関わることで少しづつ成長して行く過程を楽しめないのは何とも愚かしく、貧相な感性だと言わざるを得ない。
旧三部作は(4.5.6)本来あるべき過去編よりも先に、完成された形でベイダーやジェダイの面々が登場したからあそこまで最初からヒーロー然と悪役然としていた訳であって、言ってしまえば反則的な作りだった。
だが今回の7では、新世代達が徐々にヒーローになるまでの過程をこそ重視したドラマ作りになっていて、その人間的成長のドラマ部分が恐らく平坦だと思われてしまった理由だと思われる。
それ以外にも、説明不足だ描写不足だなどと言われているが、そもそもスターウォーズって説明不足な映画シリーズであって、広大な宇宙で繰り広げられている巨大な伝説にいきなり放り込まれる感がシリーズの面白さのキモですから。
そんな一から十まで説明されたら寧ろ萎えるってなモンです。
大体、新三部作の一作目を見て、謎が明かされてなくて消化不良だとか言われても、あたりまえだろアホか?、としか言えない。
以上の理由から、フォースの覚醒はまごう事なき傑作だったと思いますので、まだ見れてないスターウォーズファンの皆様はどうぞ安心して劇場へ向かうと良いでしょう。