shanray

スター・ウォーズ/フォースの覚醒のshanrayのレビュー・感想・評価

2.8
今年は4代目となる新型マツダ・ロードスターが発売されて話題でした。
現代の技術やデザインと、25年前の初代への原点回帰の両立を目指した新モデルは、賛否両論を呼んでいます。
絶大なファンを持つシリーズの最新作は、何を残し、何を変えるかが、非常に難しいのだなと思った次第です。

スターウォーズ7も、ロードスターと同じ難しさを持っている作品と言えるでしょう。どこを残しても、どこを変えても、必ず賛否両論となると思います。

その前提の上で、個人的には、主役2人や空中戦の演出などに、原点回帰と新しいテイストの両面を感じて感激でした。
しかし、オマージュと呼ぶにはあまりにも「旧作と同じ事」をやり過ぎに思いました。その一方で今作が初スターウォーズの人には少し不親切な内容で残念でした。(初見の人が一緒で困ってました)

総じて、変えるべきものを残し、残すべきものを切ったような、モデルチェンジに失敗した人気車種のように感じてしまったのは、
はたまた、4.5.6に近いテイストなのに冒険活劇を感じなかったのは、僕があの人達同様に老けたからでしょうか…。

しかし、それは(素直でないファンかもしれない)私の感覚であり、他の方にはこれまでと変わらず傑作になる内容でしょう。
ロードスターが賛否両論であると同様、今作も賛否両論となるでしょうか。それは人気シリーズの避けられない呪いなのかもしれません。

ロードスターはそろそろ初代の呪縛を忘れろ、という内容の論評を読みました。
願わくば、スターウォーズ8は(そして私のようなダメな観客も)そんな呪いから解き放たれ、さらなる高みへと登っていって欲しいと切に願う次第です。