森泉涼一

スター・ウォーズ/フォースの覚醒の森泉涼一のレビュー・感想・評価

4.3
今回のSWは配給がディズニーへと変わったことで女性の強さを前面に出すことを目的とした新章の幕開けと言ってもいいだろう。
これは本作から監督を務めたJ・Jエイブラムスの意向というよりは製作のキャスリーン・ケネディの意思が強いかと思われる。
シリーズ初の女性が主人公、内容も女性が活躍できる環境が整っているという感じだが、実際本編を見てみるとやはりディズニー作品だとじわじわ感じてくる。同時にディズニーファンタジーとも感じられ、やはり新たなSWとして切り替えて割り切ることが楽しむ方法ではないだろうか。
それでも「復活」という言葉は似つかわしい。というのもJ・Jはこの大作の復活を見事に成し遂げたといってもいい。これまでのSWのオマージュを筆頭に「スタートレック」ではなく「スターウォーズ」らしい戦闘シーンを披露し、ディズニーの期待に応え女性の強さを顕著に表現し、エピソード6から30年後という舞台での人物相関図や現在の世界観も何の違和感もない。うまく継承できた面、SW新時代を実感できた面、双方が備わってできた本作はファンも納得できたのではないでしょうか。