映像、過去作へのオマージュ、お約束の人物相関図、ハラハラドキドキの展開。
ここまでは完璧で素晴らしいと思った。
でも一つ物足りないものがあった。
旧三部作にあった哲学的な部分や、オビ=ワンやヨーダに匹敵するレジェンドキャラがいなかったのが少し寂しかった。
旧三部作のオビ=ワンやヨーダの哲学的な言葉、そしてメッセージなどが自分はとても好きだった。
あれがあったからよりストーリーに入り込むことができたし、観た後の高揚感や、自分も何かやってみようという気持ちが生まれた。
いってみれば戦隊モノに熱中していた幼稚園のころの気持ちを蘇らせてくれたのが旧三部作である。
今回はあまり心に残るメッセージがなかったし、オビ=ワン的キャラがいなかったからどこか引っかかるものがあった。
しかしどうであれ観ている間はとても楽しかったし、テーマ曲のワクワクも失われていなかった。
あのテーマ曲が流れた時の自分が空を飛んでいる感覚が残り二作品でも続くことを祈る。
