このレビューはネタバレを含みます
やはり壮大な感じのする映画は映画館でみるに限る。毎度お馴染みの冒頭あらすじ『エピソードⅦ~』のロールと音楽だけで、もう涙腺がやばくなった。
以下ネタバレ含みますので注意
話としては、エピソードⅥで一応解体した帝国の残党が動きだし、ダース・ベイダーの意志を継ぐ者が現れ世界が蹂躙されるが、かつての主人公は行方不明。全宇宙の危機に果たしてジェダイは現れるのか?
といった感じ。もう完結したストーリーに続きを作るときの王道が詰まった設定だけでよだれもの。
こういった作品の場合、旧作のキャラ等の出し方が一番肝心だと思うのだけど、今作はもうそれが完璧。
主人公たちがオンボロと言いながら乗り込む機体。あれこれってもしかしてミレニアムファルコン号じゃね?とテンションが上がったところでのハンソロの登場。チューバッカの可愛さも健在。穴の中で修理するシーンや謎のギミックみたいなのにもニヤニヤが止まらない。コックピットを懐かしむハンソロのやんちゃな笑顔に、かつての若かりしハンソロが重なりまた涙。
反乱軍と合流し、そこで登場するレイアとC3PO 。現実の役者が30年以上の時を経て同じ役で再会してると思うと、二人の眼差しに本気を感じてしまいまた涙。
一方R2D2 はルークが行方不明になったときからずっとスリープ状態になってしまっているとのことで、その忠義(?)にまた涙。ってどんだけ泣くねん
新しいキャラクター達はいまいち魅力に欠けるものの、それにより旧キャラの魅力が引き立つのと、今後の各キャラの成長物語を期待させられ、それはそれでよし。
細かく書くと全あらすじを書きかねないのでこのへんで
思わず「いやあ、映画っていいですね」と言ってしまいたくなる。そんな映画でした。