勝手にふるえてろドジガヅ

スター・ウォーズ/フォースの覚醒の勝手にふるえてろドジガヅのレビュー・感想・評価

4.6
週末で3回観ました。
でも観れば観るほど評価が難しくなってきます。

お馴染みのあの文章からの大音量で流れる誰もが1度は聞いたことがあるあの音楽から始まる。心臓が止まるほど感動した。
あぁやっぱこれは正式な続編なんだ、あの伝説の映画の続きが本当に観れるんだ、と涙が溢れていたと思います。

そんな伝説のスター・ウォーズの世界観を一切壊していないどころか、ファンには嬉しい過去作を彷彿とさせる演出の数々など敬意溢れる最高の傑作だと思います。
批評も多いらしいですが、逆にこれ以上の作品を誰が作れたのでしょうか。
ルーカスだろ、というのは通用しません。本人ですらプレッシャーになっていたことでしょう。そのプレッシャーに打ち勝ったエイブラムスに盛大な拍手を送りたい。

少し不安だった新メンバーのレイとファンが世界観に置いていかれずハマっていたことと、その反面、宣伝やグッズのせいでいつの間にかハードルが上がりすぎていた可能性もあるカイロ・レンのキャラのぶれぶれ加減には驚かされた。
そしてポー・ダメロンが最高である。
BB-8?わざわざ書き出す必要もないでしょ。大好きだ。

歴代メンバーはもちろん迫力や存在感は健在で、格が違う。

ファンサービスがわざとくさくない点も好評価。
「スター・ウォーズだがスター・ウォーズとは別物」、そんな雰囲気が漂うのは構成や物語の展開の仕方が今までの6シリーズにはない形で表現され、且つ魅力満載でお送りしているからこそ起きてしまった錯覚なのではないだろうか。
だが間違いなくスター・ウォーズなのだ。
そして紛れもなくレイの物語なのだ。

そこを三部作の第一部の着地点としたラストシーンには再び涙が流れた。

そこに行くまでの主役3人の「覚醒」への熱くなる演出の素晴らしさにすでに涙しているというのに。

「またスター・ウォーズシリーズが観れただけで嬉しい」なんて評価では〆られない観れば観るほど難解な傑作映画なのだ。

まだまだ観る必要がある。
それがスター・ウォーズだから。