kaz666

スター・ウォーズ/フォースの覚醒のkaz666のレビュー・感想・評価

3.9
海馬の奥に記憶の媒体があって、
一度、海馬にインプットされたものは、喪失されることはない。
記憶の中でも、自分の名前や生年月日、家族の姿形などは、
記憶メモリーの一番手前に記録されており
容易に引き出すことができる。
長期記憶というやつだが、
歴史の年号や、数学の方程式なんかは比較的、短期記憶に属され
記憶メモリーの奥底に保存され
引き出すことが難解である。


【記憶の話】


スターウォーズをかつて観た人も観てない人も、ダイナミックな音の重厚で紡がれたテーマソングに興奮せざるを得ないでしょう。
OPの粗筋と平行して鳴らされる
スターウォーズの代名詞。
あの交響曲。
スターウォーズはまだまだ死んでないし、まだまだこれから生き続ける。
ライトセイバーが光を放ち、暗黒面が闇をもたらしたと同時
スターウォーズという名のスペクタクルが幕をあける。
今回、ディズニー配給ということもあり主役は女の子。
フレッシュでアグレッシブな演技が冴え渡り、フォースの新しい風を感じた。
かつての歴史を彩った歴戦の勇者たちの登場に興奮させらる
剣と剣の交わる光の粒子と
戦士のイデオロギーおよび価値観。
監督も配給も変われどスターウォーズはなんにも変わってない。
我々映画少年だったときのあの記憶が完全に甦る。
あの匂いと、感覚とパトスが身体中に溢れ、魂さえも躍動した。
完璧、とまでは言えない粗削りの中に、カイロ・レンなる新しい宿敵。
見た目のフォルムも彼が持つ美学や哲学が個人的には好きになれず
減点対象。
しかし、あと残り2作。
歴史は始まったばかりであるし、
動き始めたばかり。
これからのスペースオペラの幕開けにふさわしい作品であったのは間違いない。
スターウォーズはまだまだ死んでない。
広大な宇宙を駆け巡るやつらにまた会えるときを心待にして、これでネタを下げさせて頂きます。
帰ってきたぞ、チューイ!!