ふき

スター・ウォーズ/フォースの覚醒のふきのレビュー・感想・評価

5.0
ジョージ・ルーカス氏の『スターウォーズ』サーガ六部作、それを受け継ぐ新三部作の一作目。
単体のスペースオペラ作品としても五点満点だが、稀代の傑作たる『スターウォーズ』の正当な続編としても完璧なスタートをしたと思う。
なぜなら、ハン・ソロやレイアやルークといった「聖典」たるEP4〜EP6までのヒーロー以上に、レイ、フィン、カイロ・レン、ポー・ダメロン、BB-8たちが魅力に描かれているからだ。
旧キャストの登場が発表され、「ディズニーは旧三部作を引っ張り出してお金を稼ぐだけか?」と心配していた私にとって、この「新世代スターウォーズヒーロー」が旧世代の精神を受け継ぎ、活躍する様には涙しかなかった。
このバトンタッチが成功するなら、『スターウォーズ』サーガは「ジョージ・ルーカスの稀代の傑作」から、真の意味で、「世代をまたいで語られる歴史」になり得るかもしれない。
その予感が、見終わって時間が経った今になっても、フツフツと静かな興奮が持続している理由だと思う。