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スター・ウォーズ/フォースの覚醒のveのレビュー・感想・評価

4.7
2回目の鑑賞を終えて、新キャラクターがあまりに魅力的なので彼らについて。主要キャスト3人のレイ、フィン、ポー・ダメロンという圧倒的な「善」の存在。全ての行動が、この物語の人物として相応しい。劇中での意味合いとは多少違いますが、その理由を問われれば彼らは「それが正しいことだろ?」と答えるのです。そんな若者たちが躍動する姿に興奮してしまう。初見では溢れんばかりの旧作オマージュに満足していましたが、2度ともに夢中になったのは彼ら若者たちの関係でした。

特に冒頭はこの上なく素晴らしい。フィンとポーが互いの立場を超え、一瞬にして友情を生み出す一連のシーンは最高にグッとくる。このブラザー感、たまりません。

そして、フィンとレイの出会いも見事。運命的に巡り会った2人が危機のなかで関係を築いていく、と書くとありふれたストーリーですが、苦難を乗り越えた2人の行動原理が過去の記憶ではなく、互いの存在になる終わりがあまりに美しい。
やはりスター・ウォーズは壮大な宇宙における個人の物語だ。